日本人の母とイスラエル人の父を持つジャズ・ボーカリスト「ギラ・ジルカ」。 50 才の節目の年に満を持して本気の歌謡曲アルバム!
UPCY-7620 3,000 円(税抜)
- 愛情表現
- ダメですか(Album Mix)
- キミを超える恋はない
- あの日に逢いたい
- 君が君で
- City Lights
- セブン
- ケンちゃん(Album Mix)
- 盛り場千鳥足
- 千日千夜
- Mother
<ギラ・ジルカ メジャーデビューに寄せて>
「50歳でデビューするのってカッコいいな」と思う。
今年デビューした新人アーティストの平均年齢がいくつなのかは知らないが 想像するに 10 代から20歳代前 半の若手中心な激戦区。そこに50歳という異端とも言える年齢で しかも昭和の香り満載の「歌謡曲」という ジャンルで挑んでいくその姿には心から感服するし果敢な挑戦に心から拍手を送りたいと思う訳である。
「ギラ・ジルカ」50歳。ジャズ・ボーカリストと呼ばれることが多い彼女であるがその実力は紛れもない本物 である。
イスラエル人の父と日本人の母を持つハーフで神戶生まれの神戶育ち。 インターナショナルスクール卒業後バークリー音楽大学へ進学。多くのセッションを経験し 91 年卒業。卒業後 は日本に戻り関⻄でのテレビやラジオ DJ の仕事をスタート(この頃のギラを憶えている関⻄の方も多いかと思 う。)
90 年代半ばに拠点を東京に移した頃から CM 歌唱の WORK も増えていきマツダ、全日空、ハーゲンダッツ等ト ップ企業からのオファーが絶えることなくそれは今もなお続いている。 また、自信のソロ・アルバムのリリースを続けながら 矢幅歩とのツイン・ヴォーカルユニット「Solo-Duo」で の活動や歌謡曲をジャズにリスタイルする「ギラ山ジル子 Project」等活動の幅も広い。一方 MISIA への楽曲提 供が縁で 18 年からのツアーとアルバムのレコーディングにも参加。昨年は輝く!日本レコード大賞、紅白歌合戦にもコーラスで出演している。
こういった経歴、実績、そして実力を持つギラが手掛けた作品だからこそ 50 歳での「歌謡曲」への挑戦がより 強い意味をもつものとなり 且つ深いものへと変わっていく。 そしてついに出来上がったのがアルバム「50」(フィフティ)である。 ギラ・ジルカ50歳でのメジャーデビューアルバム。
テーマは「歌謡曲」のアルバムを作ること。のみ 「歌謡曲」。聞きなれた言葉であるがそこにセオリーは無い。 世代や育った環境によってこの「歌謡曲」というジャンルは姿を変えていく。 何度も議論が繰り返され一つ一つの作品が生まれていった。 全曲書き下ろしの新曲。魂を込めて制作された作品が完成した。
ギラ・ジルカ50歳 歌謡曲で育った最後の世代かもしれない・・・ そんな彼女の感性で創作された新しい「歌謡曲」 それがこのアルバム「50」(フィフティ)である。 ここに「歌謡曲」の新たな未来を感じとってもらえればと切に願う。
アルバム参加ミュージシャン
Guitars & Programming: Shunji Takenaka(M1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11)
Bass: SOKUSAI(M1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11)
Drums: Juasa Kanoh(M1,2,6,8,9,10,11), Atsuo Okubo(M3,4,5,7)
Piano, Keyboards & Programming: Takeshi Watanabe(M1,6,9,11),
Piano & Melodica: Toru Nakajima(M2,8,10),
Piano & Keyboards: Toru Shigemi(M3,4,5,7)
Percussion: Yoichi Okabe(M1,2,3,5,6,7,8,9,10)
Organ: Kumi Sasaki(M2)
Chorus: Kumi Sasaki(M2,3,6,7,8,9), Shiori Sasaki(M3,6,7,9)
Soprano Sax, Tenor Sax & Flute: Akio Suzuki(M1,3,4,7)
Alto Sax: Masato Honma(M2)
Trumpet: Futoshi Kobayashi(M1,3,7), Shiro Sasaki(M2)
Trombone: Wakaba Kawai(M1,3,7), Satoshi Sano(M2)
Violin: Crusher Kimura(M4,5,6,7,8,11), Saori Yano(M8), Taisho Yamamoto(M4,5,6,7,11) Viola: Shouko Miki(M4,5,6,7,8,11)
Cello: Masutami Endo(M4,5,6,7,8,11)
アルバムクレジット
Executive Producer: Kumiko Ishizuka Producer: Geila Zilkha, Shunji Takenaka
Recorded & Mixed at NK SOUND TOKYO
Recording & Mix Engineer: Neeraj Khajanchi
Vocals Recorded by Hirokazu Kobayashi
Assistant Engineers: Norihiko Katsumata, Kenjiro Naka, Toshihiro Goto Mastering Engineer: Shigeki Fujino
Photographer: Toshiya Suzuki
Hair & Make-up: Yukiko Matsuo
Designer: Yoshihiro Madachi(WATERS/ORGASMO)
Management: Hideyo Ootomo(reborn)
Label A&R: Yoshihiro Sato(UNIVERSAL MUSIC) Label Director: Ayami Matsuo
Special Thanks: Gion Naito, Masuya Takao, Midori Deguchi, Fujigen Guitars, Xotic Guitars, Stork Guitars, Yamaoka Guitars, VOX Guitars, AKG Sound Design, Shinʼs Music, Boss, Eriko Komiya, Emiko Fujioka